大口融資先の再建が進まず不良債権処理が遅れていたUFJ銀行は、金融庁検査などを受け2004年3月期決算で貸倒引当金の大幅な積み増しを実施。グループとして、決算発表直前の黒字予想を大きく下回る4千億円超の最終赤字を計上し、5月に寺西正司頭取ら経営トップが辞任。その後金融庁から検査忌避問題を含む4件の業務改善命令を受けた。財務体力回復のため、住友信託銀行に信託部門を売却すると発表したが、7月には白紙撤回し三菱東京フィナンシャル・グループとの経営統合を発表。信託部門の売却問題をめぐり住友信託との法廷闘争に発展した。
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